不世出の国民的名歌手藤山一郎が独唱するギター歌曲・「影を慕いて」・美しき日本の歌です。昭和モダンの陰影を象徴する古賀メロディーの傑作といえるでしょう。藤山一郎の声楽技術を解釈したクルーン唱法によって古賀政男のギター曲の魅力が伝わりました。昭和4年6月 明治大学マンドリン倶楽部定期演奏会初演(ギター合奏)昭和5年10月佐藤千夜子ビクターで吹込み(昭和6年1月新譜)昭和7年1月藤山一郎再吹込み(昭和7年3月新譜発売)以上『評伝古賀政男 青春よ永遠に』(菊池清麿・著)参照。クラシック系歌謡曲の藤山一郎は現在の東京芸術大学首席卒業であり、美空ひばり、森進一ら感情を濃く小節を回す演歌系歌謡曲の艶歌唱法とは対極にあるリートのベルカントによる歌唱芸術です。